ふがいない僕は空を見た 窪 美澄 (著) [本 「その他」]
ふがいない僕は空を見た 窪 美澄 (著)
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦あんずと週に何度かコスプレセックスしている。 やがて彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づく。 姑に不妊治療をせまられるあんず。 ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。 助産院を営みながら女手一つで息子を育てる母親・・・。
Yonda?で紹介されていたので図書館で借りて読んでみた。
が、冒頭からものすごい衝撃!エロティックな小説かと思いきや・・・。
貧困・不妊治療・介護・家庭問題etc・・・多くのテーマがタップリ詰まった奥深い本だった。
それぞれが胸に悩みを抱えて一生懸命生きている。
最後は胸にジンとくる短編連作。
いい本でした。
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦あんずと週に何度かコスプレセックスしている。 やがて彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づく。 姑に不妊治療をせまられるあんず。 ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。 助産院を営みながら女手一つで息子を育てる母親・・・。
Yonda?で紹介されていたので図書館で借りて読んでみた。
が、冒頭からものすごい衝撃!エロティックな小説かと思いきや・・・。
貧困・不妊治療・介護・家庭問題etc・・・多くのテーマがタップリ詰まった奥深い本だった。
それぞれが胸に悩みを抱えて一生懸命生きている。
最後は胸にジンとくる短編連作。
いい本でした。
癌だましい 山内 令南 (著) [本 「その他」]
癌だましい 山内 令南 (著)
以前NHKのニュースウォッチ9で紹介していたので図書館で借りてみました。
著者の山内さん自身、末期癌を患いながら執筆。
文學界新人賞を受賞した10日後、この世を去ったそうです。
主人公の麻美はステージⅣの食道癌と診断さる。
これといった趣味もなく生きていて唯一の楽しみは自分で料理して食べること。
「病気知らずの恥知らず」と言われていた主人公が45歳にて病気になった。
しかもステージⅣの食道癌。
食道癌を患う中年女性の食への執着が目を覆いたくなるほど書かれています。
まさに彼女自身の闘病小説です。
エグさもあるし読んでいて辛くなる箇所が多い作品で読み終わった後どんよりとした気持ちになるが孤独死が多い昨今考えさせられる本でした。
「癌ふるい」も考えさせられる作品でした。
実際、彼女は死去する直前まで毎日病院で執筆していたそうです。
以前NHKのニュースウォッチ9で紹介していたので図書館で借りてみました。
著者の山内さん自身、末期癌を患いながら執筆。
文學界新人賞を受賞した10日後、この世を去ったそうです。
主人公の麻美はステージⅣの食道癌と診断さる。
これといった趣味もなく生きていて唯一の楽しみは自分で料理して食べること。
「病気知らずの恥知らず」と言われていた主人公が45歳にて病気になった。
しかもステージⅣの食道癌。
食道癌を患う中年女性の食への執着が目を覆いたくなるほど書かれています。
まさに彼女自身の闘病小説です。
エグさもあるし読んでいて辛くなる箇所が多い作品で読み終わった後どんよりとした気持ちになるが孤独死が多い昨今考えさせられる本でした。
「癌ふるい」も考えさせられる作品でした。
実際、彼女は死去する直前まで毎日病院で執筆していたそうです。
追想五断章 米澤 穂信 (著) [本 「その他」]
追想五断章 米澤 穂信 (著)
5つのリドルストーリーに秘められた物語
古書店アルバイトの芳光は、家の事情で大学を休学中。
親戚の伯父が経営している古本屋でお世話になっている。
大学復学の為のお金が欲しい。
そんな時、亡くなった父が生前に書いたリドルストーリー(結末の伏せられた五つの小説)を探して欲しいと依頼される。
報酬に惹かれて請け負うことになったが、実はその著者は生前未解決のままに終わった「アントワープの銃声」事件の被疑者だったことが明らかになる。
22年前の事件に隠された秘密とは・・・?その真相は?
いやぁ、本に集中するまで時間かかったかかった!
1日で読める本をダラダラと・・・。
途中盛り上がりそうだったんだけどなぁ。
何だかよく分からない(笑)
ラストは大どんでん返しという感じなのだろうが…
んーー。
5つのリドルストーリーに秘められた物語
古書店アルバイトの芳光は、家の事情で大学を休学中。
親戚の伯父が経営している古本屋でお世話になっている。
大学復学の為のお金が欲しい。
そんな時、亡くなった父が生前に書いたリドルストーリー(結末の伏せられた五つの小説)を探して欲しいと依頼される。
報酬に惹かれて請け負うことになったが、実はその著者は生前未解決のままに終わった「アントワープの銃声」事件の被疑者だったことが明らかになる。
22年前の事件に隠された秘密とは・・・?その真相は?
いやぁ、本に集中するまで時間かかったかかった!
1日で読める本をダラダラと・・・。
途中盛り上がりそうだったんだけどなぁ。
何だかよく分からない(笑)
ラストは大どんでん返しという感じなのだろうが…
んーー。
佳代のキッチン 原 宏一 (著) [本 「その他」]
佳代のキッチン 原 宏一 (著)
彼の本は「ヤッさん」に続いて2作目。
やはり面白い。
今回も料理人のお話。
美味しそうな場面が沢山出てきてお腹が空いてしまう。
中学校卒業間近、5歳年下の弟と共に両親に捨てられた佳代。
決まっていた高校を辞退し、がむしゃらに働いて弟を大学までいかせた。
500万貯まったら両親を探す旅に出ると、3年で500万を貯めて移動キッチンとともに両親探しの旅に出る。
両親を探して全国各地をワゴンで周り色々な人々と出会う。
そして自分の知らない両親の顔が見え始める。
佳代は自分のことを捨てた両親を許せるのか?
謎だらけの両親と15年ぶりに対面できるのだろうか・・・。
かなり衝撃的なラストに驚いたけどほっこりするお話。
好きです。
彼の本は「ヤッさん」に続いて2作目。
やはり面白い。
今回も料理人のお話。
美味しそうな場面が沢山出てきてお腹が空いてしまう。
中学校卒業間近、5歳年下の弟と共に両親に捨てられた佳代。
決まっていた高校を辞退し、がむしゃらに働いて弟を大学までいかせた。
500万貯まったら両親を探す旅に出ると、3年で500万を貯めて移動キッチンとともに両親探しの旅に出る。
両親を探して全国各地をワゴンで周り色々な人々と出会う。
そして自分の知らない両親の顔が見え始める。
佳代は自分のことを捨てた両親を許せるのか?
謎だらけの両親と15年ぶりに対面できるのだろうか・・・。
かなり衝撃的なラストに驚いたけどほっこりするお話。
好きです。
その日まで―紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央 (著) [本 「その他」]
その日まで―紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央 (著)
紅雲町で小蔵屋を営む老女・お草シリーズ2弾。
最近近所に品ぞろえと安さが売りの和雑貨や「つづら」が開店。
露骨な営業妨害と傲慢な接客態度。
つづらと関係する悪徳不動産屋が強引な売買を行っていると噂を嗅ぎつけるお草。
それらを中心に起きる事件をお草が謎解きをする。
ちょっと首を突っ込みすぎでおせっかいじゃないの?と感じてしまう部分も多々あるが先が気になる。
今回はちょっぴり切ないお話ばかり。
続編も期待。
紅雲町で小蔵屋を営む老女・お草シリーズ2弾。
最近近所に品ぞろえと安さが売りの和雑貨や「つづら」が開店。
露骨な営業妨害と傲慢な接客態度。
つづらと関係する悪徳不動産屋が強引な売買を行っていると噂を嗅ぎつけるお草。
それらを中心に起きる事件をお草が謎解きをする。
ちょっと首を突っ込みすぎでおせっかいじゃないの?と感じてしまう部分も多々あるが先が気になる。
今回はちょっぴり切ないお話ばかり。
続編も期待。