萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央 (著)

萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ 吉永 南央 (著)

本屋さんに行ったら以前朝日新聞で紹介されていた本があったので購入。

主人公は杉浦草、76歳のおばあちゃん。
29歳で離婚し実家に出戻り。
両親の経営していた雑貨やを手伝っていたが両親の他界後、一度きりの人生！好きなことをやらないと・・・65歳の時にお店兼自宅を古民家風に改装し大好きな和食器と珈琲を扱うお店「小蔵屋」をOpenさせた。

人を温かく見守る草さん。
1杯無料の珈琲を目当てに毎日のように訪れる常連さん。
お客さんの会話をきっかけにひとつの事件の存在に気が付き自ら解決させる。

おばあちゃん探偵ですね。

日常で起こることや小さな小さな事件を短編集でまとめてあります。
ガツガツした内容でないのでほのぼのと読める作品です。
最後にはこんなおばあちゃんになれたらいいなって思える心温まるお話です。

続編もあるみたいです。
また草おばあちゃんに会えると思うと嬉しいです。

ヤッさん 原 宏一 (著)

ヤッさん 　原 宏一 (著)

ホームレスの「銀座のヤス」。
人々は「ヤッさん」と呼ぶ。
築地市場と一流料理店を走って回る、みんなから頼られる謎の男。
そんな男の弟子になった若いホームレスのタカオ。

驚きの舌と食の知識を持つヤッさんとの生活がはじまる。
ヤッさんの素性が終盤に分かるのだがあり得ないが面白くて切ないおはなし。

最後はちょこっとベタ？すぎてあっけなくて？少々納得いかない部分もあったが楽しく読める1冊です。

ウェディング・ドレス 黒田 研二 (著)

ウェディング・ドレス 黒田 研二 (著)

新しい作家さんの本が読みたいなぁと思いながら本やさんへ。
色々物色していると「東野圭吾絶賛！」なんていう文字が目に入る。

黒田研二？知らないなぁと思いながらサスペンスだしメフィスト賞受賞作だしと思いながら購入。

しかーし！
ハッキリいって残念な本でした・・・。
色々と謎解きを入れたりしているけどどうにもお粗末で途中からさらにお粗末になっていき最後まで読むのが苦痛となりました。

ポジ・スパイラル 服部真澄 (著)

ポジ・スパイラル 服部真澄 (著)

友人から借りた本。

温暖化防止対策のお話。
そういえば直近でもこういった本読んだなぁ・・・。

あり得るようであり得ないような。
出来そうで出来ないような・・・。

ま、フツー？な感じの本でしたわ。

サヨナライツカ 辻 仁成 (著)

サヨナライツカ 辻 仁成 (著)

辻 仁成は正直好きではないが友人から借りた本の中にあったので読んでみた。
が・・・無理ーーーーー。

主人公の男女の自分勝手な振る舞いや、内容も私には相性が悪いみたいで・・・。
こんな主人公達に全く共感なんでできませんねぇ。
読んでいるうちに気分が悪くなり・・・1/3で終ー了ー。

辻仁成、サヨナライツカ・・・・もうありません（笑）