おまえさん 宮部 みゆき (著)

おまえさん 宮部 みゆき (著)

待ちに待った「ぼんくら」「日暮らし」の続編。
発売を楽しみにして早々購入していたがたんまりたまった本の山に埋もれてやっと読むことができた。

ぼんくら同心・平四郎と甥っ子の弓之助。
甥っ子の弓之介の友達おでこ。
ふたりの友情はさらに深くなり少し大人になった弓之助とおでこ。
今回も聡い弓之助が事件を解決する。

今回は弓乃助の3番目の兄が登場。
弓乃助とのやりとりが面白い。

本所深川、切なく心あたたまるストーリー。

このシリーズやっぱり好きだ。
続編が楽しみだ。

名もなき毒 宮部 みゆき (著)

名もなき毒 　宮部 みゆき (著)

「誰か」の続編です。
読み応えのある作品でした。

財閥企業会長の娘と結婚した三村三郎は社内報を編集している。
トラブルを起こして解雇した女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。
そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

一冊の中にいくつもの事件や問題が含まれているあたりがやはり宮部みゆきらしい。

あらゆる場所に「毒」は潜む。
考えさせられる本でした。

ばんば憑き 宮部 みゆき (著)

ばんば憑き 宮部　みゆき (著)

江戸ものがたり6編集。

日暮らしの政五郎親分、おでこが登場したり「あんじゅう」の青野先生と悪ガキ3人組が登場するなど宮部ファンににはうれしい作品です。

ほっこり切ない宮部ワールド、大好きです。

スナーク狩り 宮部 みゆき (著)

スナーク狩り 宮部 みゆき (著)

最近はちょいちょい読み損ねている宮部みゆきの古い本を読んでます。
宮部さんの古い本は基本的に好きです。

元恋人に踏み台にされた主人公の関沼慶子。
散弾銃を手に結婚式場に乗り込む・・・。

が・・・・車と散弾銃が奪われ・・・。

シリアス且スピード感タップリで一気に読めてしまいます。
デビューして間もない作品とは思えない作品です。

ICO -霧の城（上）（下） 宮部 みゆき (著)

ICO -霧の城（上）（下）　宮部 みゆき (著)

上下巻、結局私の中での盛り上がりがないまま終了・・・。
ブレイブストーリーは私的には好きだったんだけどなぁ。
ちょっと前の英雄の書もイマイチでした・・・。
やっぱりミステリーかギャグ少々ありの子供を起用したお話、時代物の宮部さんが私は大好きですわぁ。

ゲーム好きな宮部さんらしいゲームには興味の沸かない私にはイマイチな作品でした・・・残念。