淋しい狩人 宮部 みゆき (著) [本 「宮部みゆき」]
淋しい狩人 宮部 みゆき (著)
東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの1階に店を構える田辺書店。
店主のイワさんの亡くなった親友の形見のお店。
孫の稔と切り盛りする古書店。
本屋を舞台に様々な事件が起き孫の稔とともにイワさんが事件を解決していく。
ちょっぴり切ないお話が詰まった短編集。
これぞ宮部みゆきという本。
東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの1階に店を構える田辺書店。
店主のイワさんの亡くなった親友の形見のお店。
孫の稔と切り盛りする古書店。
本屋を舞台に様々な事件が起き孫の稔とともにイワさんが事件を解決していく。
ちょっぴり切ないお話が詰まった短編集。
これぞ宮部みゆきという本。
かまいたち 宮部 みゆき (著) [本 「宮部みゆき」]
かまいたち 宮部 みゆき (著)
時代小説の短編集。
宮部さんの時代小説の中では初期のもの。
あとがきで本人曰くデビューする前に書き溜めていたものに手を加えたそう。
さすが。
そして時代小説といえば人情もの。
最後は必ずこっほりします。
私の大好きな「霊験お初捕物控」シリーズの原形ともいえる2作も入っていたので興奮。
そういえばお初シリーズの続編はまだかなぁ・・・。
時代小説の短編集。
宮部さんの時代小説の中では初期のもの。
あとがきで本人曰くデビューする前に書き溜めていたものに手を加えたそう。
さすが。
そして時代小説といえば人情もの。
最後は必ずこっほりします。
私の大好きな「霊験お初捕物控」シリーズの原形ともいえる2作も入っていたので興奮。
そういえばお初シリーズの続編はまだかなぁ・・・。
とり残されて 宮部 みゆき (著) [本 「宮部みゆき」]
とり残されて 宮部 みゆき (著)
短編集。
SFというかホラーというか・・・背筋が寒くなるようなお話ばかりでした。
それでもSFっぽいところが宮部ワールド。
切なくなる話もあって読み終わって少々引きずっていました・・・。
短編集。
SFというかホラーというか・・・背筋が寒くなるようなお話ばかりでした。
それでもSFっぽいところが宮部ワールド。
切なくなる話もあって読み終わって少々引きずっていました・・・。
返事はいらない 宮部 みゆき (著) [本 「宮部みゆき」]
返事はいらない 宮部 みゆき (著)
かれこれ20年程前の本。
それなのに古臭さをみじんも感じさせない。
6編からなる短編集。
短いのにうまくまとめていますねぇ・・・さすが。
そして最後はほっこりと時には痛快に終わらせてくれる。
『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」も収録されています。
ものすごく薄い本なのに魅了される作品がギッシリ入っています。
かれこれ20年程前の本。
それなのに古臭さをみじんも感じさせない。
6編からなる短編集。
短いのにうまくまとめていますねぇ・・・さすが。
そして最後はほっこりと時には痛快に終わらせてくれる。
『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」も収録されています。
ものすごく薄い本なのに魅了される作品がギッシリ入っています。
小暮写眞館 宮部 みゆき (著) [本 「宮部みゆき」]
小暮写眞館 宮部 みゆき (著)
一年半かけて書いたという書き下ろし。
現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」だそうです。
へぇ~
私も一年半図書館で待ってやっと順番がまわってきました。
しっかしー!一年半かけただけあって、ぶ・分厚い!!
こりゃ辞書かよっ!とつっこみたくなるような厚さです。
宮部さんお得意の少年が主人公の作品。
宮部さんの描く少年はいつも優等生。
そして今回の主人公もどちらかといえば優等生。
いまどきこんな素直な子供いないじゃん・・・でもいたらいいのに・・・結局この主人公の姿こそが本来理想の子供像なのかなぁ・・・。
賛否両論かもしれないが宮部さんのこのスタイルの本は私的には大好きである。
高校生の主人公はちょっと風変わりな両親と賢い小学生の弟の4人家族。
主人公の家庭が写真館経営ではなく風変わりな両親が大真面目に購入したのが少し前まで営業していた小暮写真館である。
店主は亡くなっており、古い建物はもはや廃屋気味だったが風変わりな両親はあえて建て替えもせず手を加えてそのまま住むことにした。
そして主人公のはいつの間にやら、心霊写真の謎を追う羽目になる。
近くに出来た大型スーパーのおかげで小暮写真館のある商店街はもはや閑古鳥状態。
それでも商店街の人々は地元に根付いた鉄則のようなものがある。
古い小暮写真館内で起こる小事件、主人公・・・花菱家で起きる家族問題、身の回りでおきる小事件を今回も主人公が探偵まがいなことをして事件を解決していく。
後半、グッと来る場面もありクスッとしてしまうところありとなかなか楽しい本です。
懐かしさあり、ほっこりできる1冊です。
一年半かけて書いたという書き下ろし。
現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」だそうです。
へぇ~
私も一年半図書館で待ってやっと順番がまわってきました。
しっかしー!一年半かけただけあって、ぶ・分厚い!!
こりゃ辞書かよっ!とつっこみたくなるような厚さです。
宮部さんお得意の少年が主人公の作品。
宮部さんの描く少年はいつも優等生。
そして今回の主人公もどちらかといえば優等生。
いまどきこんな素直な子供いないじゃん・・・でもいたらいいのに・・・結局この主人公の姿こそが本来理想の子供像なのかなぁ・・・。
賛否両論かもしれないが宮部さんのこのスタイルの本は私的には大好きである。
高校生の主人公はちょっと風変わりな両親と賢い小学生の弟の4人家族。
主人公の家庭が写真館経営ではなく風変わりな両親が大真面目に購入したのが少し前まで営業していた小暮写真館である。
店主は亡くなっており、古い建物はもはや廃屋気味だったが風変わりな両親はあえて建て替えもせず手を加えてそのまま住むことにした。
そして主人公のはいつの間にやら、心霊写真の謎を追う羽目になる。
近くに出来た大型スーパーのおかげで小暮写真館のある商店街はもはや閑古鳥状態。
それでも商店街の人々は地元に根付いた鉄則のようなものがある。
古い小暮写真館内で起こる小事件、主人公・・・花菱家で起きる家族問題、身の回りでおきる小事件を今回も主人公が探偵まがいなことをして事件を解決していく。
後半、グッと来る場面もありクスッとしてしまうところありとなかなか楽しい本です。
懐かしさあり、ほっこりできる1冊です。