屋久島の旅その⑤ 縄文杉編(前半) [旅行]
今回のメインイベントの縄文杉トレッキング当日。
結構長いです。 スミマセン・・・。
宿泊施設から車で20分程の登山道行きバス停まで行き、駐車場に車を止めて専用の登山バスで登山入口に向かいます。
あさいちのバス(4:40発)に乗車する為、余裕をみて4時に出発。
なので必然的に起床時間は3時。
ってまだ夜中ですけど??
しかも昨夜の(昨夜といえるのか?)お酒残っていませんかー?
完全にお酒が残ったままの出発。
寝不足&若干の二日酔・・・遊びも楽じゃないね(笑)
途中お弁当屋さんに立ち寄って朝食&ランチを調達。
前日に予約しておいたものです。
普段、朝食はヨーグルトだけなのでおにぎり2つとおかずはキツイ!
往復22キロ、所要時間10~11時間と言われている縄文杉までの道のり。
無理矢理、胃袋に詰め込むがこれがあとあと厄介なことに・・・。
専用バスで登山口まで30分。
5時前に登山口に到着するも外はまだ少々暗い。
朝食&ストレッチをゆっくり行い、6時にいざ!縄文杉へ出発です。
私たちはガイドさんを付けませんでしたが今でも現役のトロッコ道を歩いていけばOKなのでまったく問題ありません。
ガイドさんと一緒だと山の説明を色々としてくれるみたいですが私たちは自由気ままが合っています。
まずは大正から昭和45年まで林業が盛んだった集落「小杉谷」を目指します。
当時このトロッコが彼らが山から町に下りてくる大事な足だったようです。
きちんと整備されていて歩きやすそうに見えるトロッコ道。
しかし、これが案外歩きにくい。
敷いてある枕木の間隔がまちまちで小股になったかと思えば大股になったりと意外と疲れる。
諦めて砂利道を歩くとこれがまた疲れる。
しかも下山の時に気がついたのだが案外のぼり傾斜がついている。
「この道はいつまで続くんだ!」と毒づきながら黙々と歩き続けること1時間。
小杉谷橋を渡ると
目標の小杉谷集落跡地にようやく到着。
以前は運動会も行われていたほど賑やかだった学校跡地。
今では草木や苔が生い茂り寂しい姿・・・。
水分補給を済ませ次に目指すは大株歩道入口。
ここから板張りになり歩きやすくなる!
さっきまでは「歩きにくい」と毒づいていたのに歩きやすきなったらなったで「そろそろ飽きてこない?この道」
結局ここでも「この道はいつまで続くんだ!」
手すりのない橋を何本も渡り←下が丸見えなので本当に怖い・・・。
飽きてきたころに三代杉。
確認されている最大の屋久杉で日本で一番太い。
凸凹の激しい幹は江戸時代に利用できない巨木として切り残されたことを示しているそう。
樹齢7,200年という説があるが杉は中が空洞の為実際の樹齢は謎のようです。
集落から歩くこと1時間。
大株歩道入口に到着。
歩道入口にはお手洗いや湧水があるのでひとやすみできます。
私たちもここで20分程休憩しました。
さ!ここまでは歩きやすい(?)遊歩道でしたがここからいよいよ本格的な山道です。
ようやくリュックに差していたスティックの出番です。
山道に入って最初に目指すのはウィルソン株です。
1586年、牧村の五郎七が豊臣秀吉の命令により大坂城築城の為に切られたといわれています。
この株は日本を訪れたアメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士が発見したことによりこの名前がついたそうです。
胸高周囲13.8mだけあってとても大きな切り株です。
周囲は立ち入り禁止区域ですが内部には入ることができます。
空を見上げるとハート型に見えるポイントがあるそうですが・・・。
いくら上を向いてもわからない(笑)
「こういう時にガイドさんがいると便利かもね」なんて生意気なことを言いながら早々諦め退散。
本当はこういう風に見えるらしいよ。
ウィルソン株を後にしてようやく今回の目的の縄文杉を目指します。
延々と続く丸太の階段や不安定な丸太の橋。
途中丸太の階段に「もう勘弁してくれ」と何度もお願いしながらようやく縄文杉に到着したらしい(笑)
らしいというのは・・・
頑張って歩いて最後のご褒美に「どどーん!」と目の前に現れる・・・
「おおっ!感動!」みたいなものを想像していたのに
「ん?あれか?あれぽいよ」なんて出会いだったものだから完全に拍子抜け。
しまいには「案外近いよね」なんて言い合う始末。
縄文杉の発見は1966年。
屋久町役場の観光課長だった岩川貞次さんにより発見される。
案外最近なんだぁ。
「縄文杉」という名前の由来は、当時推定された樹齢が4,000年以上で縄文時代から生きていることから来たという説と、奔放にうねる幹の造形が縄文土器に似ているからという説があるみたいだ。
ご高齢の縄文杉さんは結構ヨボヨボ。
縄文杉はかなり高い位置にあるため足場が組まれています。
現在は保護のため杉の周りには立ち入ることはできません。
さらに昨年には腐食箇所が発見されたため足場立ち入りにも規制がかかっていました。
世界遺産を守るのも大変。
登山口を出発して途中休憩をはさみここまでの所要時間約4時間。
写真を撮って休憩して下山です。
後半へつづく・・・。
結構長いです。 スミマセン・・・。
宿泊施設から車で20分程の登山道行きバス停まで行き、駐車場に車を止めて専用の登山バスで登山入口に向かいます。
あさいちのバス(4:40発)に乗車する為、余裕をみて4時に出発。
なので必然的に起床時間は3時。
ってまだ夜中ですけど??
しかも昨夜の(昨夜といえるのか?)お酒残っていませんかー?
完全にお酒が残ったままの出発。
寝不足&若干の二日酔・・・遊びも楽じゃないね(笑)
途中お弁当屋さんに立ち寄って朝食&ランチを調達。
前日に予約しておいたものです。
普段、朝食はヨーグルトだけなのでおにぎり2つとおかずはキツイ!
往復22キロ、所要時間10~11時間と言われている縄文杉までの道のり。
無理矢理、胃袋に詰め込むがこれがあとあと厄介なことに・・・。
専用バスで登山口まで30分。
5時前に登山口に到着するも外はまだ少々暗い。
朝食&ストレッチをゆっくり行い、6時にいざ!縄文杉へ出発です。
私たちはガイドさんを付けませんでしたが今でも現役のトロッコ道を歩いていけばOKなのでまったく問題ありません。
ガイドさんと一緒だと山の説明を色々としてくれるみたいですが私たちは自由気ままが合っています。
まずは大正から昭和45年まで林業が盛んだった集落「小杉谷」を目指します。
当時このトロッコが彼らが山から町に下りてくる大事な足だったようです。
きちんと整備されていて歩きやすそうに見えるトロッコ道。
しかし、これが案外歩きにくい。
敷いてある枕木の間隔がまちまちで小股になったかと思えば大股になったりと意外と疲れる。
諦めて砂利道を歩くとこれがまた疲れる。
しかも下山の時に気がついたのだが案外のぼり傾斜がついている。
「この道はいつまで続くんだ!」と毒づきながら黙々と歩き続けること1時間。
小杉谷橋を渡ると
目標の小杉谷集落跡地にようやく到着。
以前は運動会も行われていたほど賑やかだった学校跡地。
今では草木や苔が生い茂り寂しい姿・・・。
水分補給を済ませ次に目指すは大株歩道入口。
ここから板張りになり歩きやすくなる!
さっきまでは「歩きにくい」と毒づいていたのに歩きやすきなったらなったで「そろそろ飽きてこない?この道」
結局ここでも「この道はいつまで続くんだ!」
手すりのない橋を何本も渡り←下が丸見えなので本当に怖い・・・。
飽きてきたころに三代杉。
確認されている最大の屋久杉で日本で一番太い。
凸凹の激しい幹は江戸時代に利用できない巨木として切り残されたことを示しているそう。
樹齢7,200年という説があるが杉は中が空洞の為実際の樹齢は謎のようです。
集落から歩くこと1時間。
大株歩道入口に到着。
歩道入口にはお手洗いや湧水があるのでひとやすみできます。
私たちもここで20分程休憩しました。
さ!ここまでは歩きやすい(?)遊歩道でしたがここからいよいよ本格的な山道です。
ようやくリュックに差していたスティックの出番です。
山道に入って最初に目指すのはウィルソン株です。
1586年、牧村の五郎七が豊臣秀吉の命令により大坂城築城の為に切られたといわれています。
この株は日本を訪れたアメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士が発見したことによりこの名前がついたそうです。
胸高周囲13.8mだけあってとても大きな切り株です。
周囲は立ち入り禁止区域ですが内部には入ることができます。
空を見上げるとハート型に見えるポイントがあるそうですが・・・。
いくら上を向いてもわからない(笑)
「こういう時にガイドさんがいると便利かもね」なんて生意気なことを言いながら早々諦め退散。
本当はこういう風に見えるらしいよ。
ウィルソン株を後にしてようやく今回の目的の縄文杉を目指します。
延々と続く丸太の階段や不安定な丸太の橋。
途中丸太の階段に「もう勘弁してくれ」と何度もお願いしながらようやく縄文杉に到着したらしい(笑)
らしいというのは・・・
頑張って歩いて最後のご褒美に「どどーん!」と目の前に現れる・・・
「おおっ!感動!」みたいなものを想像していたのに
「ん?あれか?あれぽいよ」なんて出会いだったものだから完全に拍子抜け。
しまいには「案外近いよね」なんて言い合う始末。
縄文杉の発見は1966年。
屋久町役場の観光課長だった岩川貞次さんにより発見される。
案外最近なんだぁ。
「縄文杉」という名前の由来は、当時推定された樹齢が4,000年以上で縄文時代から生きていることから来たという説と、奔放にうねる幹の造形が縄文土器に似ているからという説があるみたいだ。
ご高齢の縄文杉さんは結構ヨボヨボ。
縄文杉はかなり高い位置にあるため足場が組まれています。
現在は保護のため杉の周りには立ち入ることはできません。
さらに昨年には腐食箇所が発見されたため足場立ち入りにも規制がかかっていました。
世界遺産を守るのも大変。
登山口を出発して途中休憩をはさみここまでの所要時間約4時間。
写真を撮って休憩して下山です。
後半へつづく・・・。
こんばんはデス
縄文杉の4000年は知っていましたが、それを上回る7200年とは、、、こらたまげましたわ。
こんな古い樹木が現代でも葉をつけて生きているのですから、生命って凄いです!
私の人生なんか、屋久島の杉からすると、ほんの一瞬の瞬きみたいなものになっちゃうんですからね。
by わけん (2013-05-01 22:23)
樹齢4000年 7200年と聞くと
三春の滝桜の1000余年は・・・
まだまだですね。
縄文と言えば・・・宗左近氏の説によれば
縄文の神は愛の神だそうです。
by lamer (2013-05-02 09:46)
なかなかオモロイ珍道中な感じです(^_^)
かなり体力必要な旅なんですね。
by よーちゃん (2013-05-02 14:39)
遠い遠いとは聞いていましたが
片道4時間ですか!!(@@;)))
お疲れ様です~☆
by 獏 (2013-05-02 14:59)
屋久島には知り合いが住んでいますが
遠過ぎて、なかなか伺う事が出来ませ〜ん
一度行って縄文杉を見たいです!
by Hide (2013-05-02 16:17)
わけんさん
江戸時代だってはるか遠いのに4000だ7000年だって言われてもピンときませんよね。
生命力のすごさをあらためて実感し感動しました。
lamerさん
縄文の神は愛の神ですかぁ・・・ふむふむ
確かに、とても厳かな森でした。
よーちゃんさん
珍道中は後半につづく・・・(笑)
獏さん
世界遺産、縄文杉を見るのも体力勝負です。
わたしも今回初めて知りました。
Hideさん
おっ!
知り合いですか?!いいですね。
是非遊びに行ってみてください。
遠いと思われがちですが今回の旅で案外近いのだなと実感しましたよ。
by のりたま (2013-05-02 18:38)