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真夏の方程式  東野 圭吾(著) [本 「東野圭吾」]

真夏の方程式  東野 圭吾(著)

ガリレオシリーズ第6弾。
5弾を読まずに6弾。
続きものではないようなのでまぁいいだろう・・・。

両親の仕事の都合で夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。
仕事で訪れた湯川もその宿に滞在することにした。

波璃ヶ浜という綺麗な海の近くにある叔母一家の民宿。
叔母一家の経営する民宿ももちろんのこと今ではめっきり観光客が激減した観光地。

綺麗な海を誇るこの海底にレアメタルが埋まっているという噂。
海を掘削すれば漁業や環境に影響があるのでは?
地元の反対住民が立ち上がった。

そんな中叔母一家の経営する民宿の男の宿泊客が前夜に行方をくらまし翌朝遺体として発見される。
その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。
男はなぜこの海にやって来たのか…。

叔母一家に預けられた甥っ子と湯川のやりとりが面白い。
湯川は普通にやり取りをしているのだが読んでいて実に面白いのだ。

今回の事故(事件?)と昔終わった事件との関係性は?
事件の謎に湯川は気付いてしまう・・・。

いつもクールな湯川が最後は人間臭い。
湯川の意外な一面を見られてジンときた。

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