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予知夢  東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

予知夢  東野 圭吾 (著)

今更ですがこれだけ読んでいなかったみたいです・・・。
第2作目の短編集ですね。

「夢想る(ゆめみる)」「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の全5作。

本作の題名にもなっている予知夢。
17年前、少女と結婚する夢を見た。
夢に現れた少女が現実に存在するのか?
予知夢はあるのか?

結局、予知夢など存在せず隠されていた過去が暴かれるのだが・・・。

現在、テレビドラマ放映中だがテレビシリーズ用の新しいキャラクターの女刑事。
どうだろう・・・。
あれはあれだ面白いけど草薙刑事が全くといっていいほど出てこないっていうのも・・・。
湯川と草薙の関係が結構好きなのになぁ・・・。

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禁断の魔術 ガリレオ8  東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

禁断の魔術 ガリレオ8  東野 圭吾 (著)

「虚像の道化師 ガリレオ7」を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうない。 ラストを飾るにふさわしい出来映えだと思っていた東野氏が「小説の神様というやつは、私が想像していた以上に気まぐれのようです。そのことをたっぷりと思い知らされた結果が「禁断の魔術」ということになります」と語っているそうです。

何々?ガリレオシリーズは完全に終わりなのかと思っていましたが短編だけ?
長編はまだ書いてくれるのかなぁ。
今回も面白かっただけに終わってしまうのは実に残念です。

「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4作品。

中でも私はやっぱり最後の「猛射つ」がよかった。
「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」という湯川。
あんなに打ちひしがれた悲しい湯川を見たのは初めて。
短編の最後を飾るのにふさわしい話でした。

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歪笑小説 東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

歪笑小説 東野 圭吾 (著)

12話の連続小説。
いきなり文庫本で登場です。

このシリーズはくだらないけど面白くて好きです。
電車の中で読むと「クスッ」と笑ってしまう恐れがあるので危険です。

新人編集者が初めて作家接待ゴルフに参加して目の当たりにした上司「伝説の編集者」。
作家さんを立てる為に己のボールをわざと池ポチャにしたりバンカーに入れたり・・・。
あの手この手で作家を持ち上げ必要であれば土下座までしてしまう。
本当にこんな奴いるのか?と思いながらも思わず笑ってしまう。

その他ブラックな笑い沢山のこの本。
後味スッキリ、楽しく読める本です。

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虚像の道化師 ガリレオ 7  東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

虚像の道化師 ガリレオ 7  東野 圭吾 (著)

短編集のガリレオシリーズ第7弾。

「幻惑(まどわ)す」
「心聴(きこえ)る」
「偽装(よそお)う」
「演技(えんじ)る」

今回も湯川がトリックを暴くのですが。
短編なのでテンポよく話が進みあっという間に読めてしまいますが内容は濃いです。

それそろガリレオシリーズも打ち止めのようですが残念です。
湯川と草薙のやり取りがやっぱり面白いし最近では湯川よりも草薙刑事に魅かれる。
ちょっと抜けた感じのクールな湯川も好きだ。
シリーズ最初の頃よりも湯川が人間臭くなっていて私は好き。
これは賛否両論のようだが・・・。

シリーズものって回を重ねると面白さが激減することが多いがこのシリーズは回を重ねるほど面白くなる。
これも賛否両論のようだが・・・私は個人的には好き。

最新のガリレオシリーズ8弾で最後と言っているが本当かなぁ。
東野氏曰くネタ切れだとか。
実に残念です。

最新も早く読みた~い。

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聖女の救済  東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

聖女の救済  東野 圭吾 (著)

ガリレオシリーズ第5弾の長編です。

男が自宅で毒殺された時、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。 草薙刑事は美貌の妻に魅かれ毒物混入方法は不明のまま。 湯川が推理した真相は―虚数解。 理論的には考えられても、現実的にはありえない。

草薙刑事が殺された被害者の妻に特別な感情を抱いてしまう。
それが読んでいてとても切ない・・・。
彼女を疑いながらも信じていたい。

実際私自身彼女を庇いながら読んでいる自分がいたりして。
身勝手な夫なのだから死んで当然だよと思ってしまったり・・・。
しかしこの犯罪にはもうひとつの謎が隠れているので読者を唸らせる。

まさに映画を観ている感覚に陥る。

素晴らしい作品で、面白かったです。

「真夏の方程式」の映画化が決まったようだがこちらの作品での映画化も観てみたいと思った。
そうなると美人で聡明な妻の適役は・・・?

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