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偉大なる、しゅららぼん  万城目 学 (著) [本 「万城目学」]

偉大なる、しゅららぼん  万城目 学 (著)

関西が舞台になることが多い万城目氏の作品。
京都,奈良,大阪に続いて今回舞台となったのは滋賀県。
今回鍵を握るのは琵琶湖。

琵琶湖畔の石走に住み続ける日出家と棗家。
仲が悪く何百年にわたって争ってきた両家には代々受け継がれてきた「力」があった。

高校に入学し同じクラスになった日出涼介、日出淡十郎、棗広海。
3人の高校生が通う校長との戦いが始まる。
両家の両方の力を持ち合わせる校長だったが実は・・・。
後半はまさかの展開でちょっぴり切なく最後はほっこり。

相変わらずありそうでなさそうな万城目ワールド炸裂。
実に面白い。
内容はもちろんのこと読みやすくてくグイグイ引きこまれる。
題名の「しゅららぼん」って何?それも途中でなるほど~と解明。
軽そうで軽くない表現の仕方、毎回ながら舌を巻く。
ホント、うまいなぁ。

滋賀県長浜では現在映画化に向けて映像誘致委員会を立ち上げたそうです。

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