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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目 学 (著) [本 「万城目学」]

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目 学 (著)

小学1年のかのこちゃんと外国語を話す優雅な猫マドレーヌ夫人のお話。

かのこちゃんが飼っている犬と猫を通して成長していく。

児童書でしょうか、とっても読みやすくて、ほのぼのします。
子供だった頃の自分を思い出したり・・・

ホロッとくる場面もあってのんびりと読めました。
すごくあたたかい本です。

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鴨川ホルモー  万城目 学 (著) [本 「万城目学」]

鴨川ホルモー  万城目 学 (著)

第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作作品。
デビュー作品でもあります。
これまでずっと横目で見ては流してきた作品。

実にくだらなく面白い。
またもや万城目ワールドにはまって踊らされています。

「京大青竜会」なる怪しげなサークルに勧誘された主人公が「ホルモー」という謎の競技に関わることになる。
万城目氏の本にしては珍しくちょこっと恋愛もあり、男臭くもあり。

鬼だ式神だ、主人公は女性の鼻フェチ、主人公の友人は突然ちょんまげに。
くだらないったらありゃしないって思うかもしれないけどこれが本当に面白い。

最初は情けなったが最後は成長した主人公にもホロっときます。

万城目ワールドの原点です。

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偉大なる、しゅららぼん  万城目 学 (著) [本 「万城目学」]

偉大なる、しゅららぼん  万城目 学 (著)

関西が舞台になることが多い万城目氏の作品。
京都,奈良,大阪に続いて今回舞台となったのは滋賀県。
今回鍵を握るのは琵琶湖。

琵琶湖畔の石走に住み続ける日出家と棗家。
仲が悪く何百年にわたって争ってきた両家には代々受け継がれてきた「力」があった。

高校に入学し同じクラスになった日出涼介、日出淡十郎、棗広海。
3人の高校生が通う校長との戦いが始まる。
両家の両方の力を持ち合わせる校長だったが実は・・・。
後半はまさかの展開でちょっぴり切なく最後はほっこり。

相変わらずありそうでなさそうな万城目ワールド炸裂。
実に面白い。
内容はもちろんのこと読みやすくてくグイグイ引きこまれる。
題名の「しゅららぼん」って何?それも途中でなるほど~と解明。
軽そうで軽くない表現の仕方、毎回ながら舌を巻く。
ホント、うまいなぁ。

滋賀県長浜では現在映画化に向けて映像誘致委員会を立ち上げたそうです。

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プリンセス・トヨトミ  万城目学(著) [本 「万城目学」]

プリンセス・トヨトミ  万城目学(著)

彼の本との初めての出会いは「鹿男あにをよし」が発売された頃。
その頃J-waveで本を紹介する番組があって毎週聴いていました。
あの番組で色々な本と出会えたのでその番組が無くなった時は悲しかったものです。

あにをよし???初めてきいた言葉と新人の作家さんに興味が沸いて読んでみました。
この本を読んでまず思ったこと・・・「この作家さん、頭良さそうだなぁ・・・」それもそのはず京大の法学部出身。

その後新刊が次々と発行されていたものの何故か本を手に取ることはなく現在に至っていました。
彼の本が面白くないとかそういう訳ではないのですが・・・。

前置きが長くなりましたがそういうことで私にとって万城目学さんの2冊目の本は「プリンセス・トヨトミ」。
そういえば映画化にもなりましたね。
近々テレビ初登場らしいですが・・・。

一言で言っておもしろい!
この人の本は本当に筋が通っているというか何と言うか・・・。
淡々としているのに引き込まれる。
実話じゃないのに実話っぽくて何が現実なのか非現実なのか分からなくなる。
そしてこのお話の場所にも無性に行きたくなる。

ネタばれになるのであまり細かいことは書きませんが、

400年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女だった。

はっきり言って本屋のポップを見てもそれほどそそられないのに読みだすとグイグイとはまる。
最後はチョッピリ切なくて。
かなりオススメです。

映画も観てみようかなぁ。

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