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麒麟の翼 東野 圭吾 (著) [本 「東野圭吾」]

麒麟の翼 東野 圭吾 (著)

加賀恭一郎シリーズ最新作。
図書館で早々予約して今回はかなり早い順番待ちだったがそれでも待ち切れず単行本なのに買ってしまいました。

麒麟の翼という題名が付けられた訳を終盤に合点しました。

若いころの加賀恭一郎と歳を取った加賀恭一郎、今も昔も敏腕刑事であることは確かだがさらに粘り強くなっている気がする。
気配りに隙のない加賀がやはり好きだ。

加賀の言葉で
「殺人事件ってには、癌細胞みたいなものだ。ひと度冒されたら、苦しみが周囲に広がっていく。犯人が捕まろうが、捜査が終結しようが、その侵蝕を止めることは難しい。」
その通りだ。
被害者遺族なのに・・・とうことが実際にも沢山ある。

今回の事件の裏には沢山の問題が隠れている。

ひとことで面白かった。

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