6月25日 いい歳こいてバナナボート。

目覚めると今日も晴天。
少しお酒が残っているが朝食をすませ午前中は友人のお許しが出たのでダイビングへ。
昨日の海が忘れられなく結局1本だけ潜ることにした。
ケラマは白砂のイメージが強いが水路があったり小さなホールがあったりと
地形が楽しめるポイントだった。
水温は27度と私には少々寒くて１ｍｍのラッシュを着ていても30分程経つと震える程。

久しぶりの真夏のケラマの海を大満足で後にし足早に友人達の待つコンドミニアムに戻り
今度は無人島へ。
おじぃの渡し船で無人島へ送ってもう。
往復1000円で時間を指定すれば送迎をしてくれる仕組みだ。
以前、安室島に遊びに行ったことがあったので今回は安慶名敷島にしてみる。
コンドミニアムのにぃにぃおすすめの島だったので期待に胸を膨らませスノーケリング。
・・・？？？ん？？珊瑚いなじゃん・・・魚いないじゃん。
わざわざ無人島に来た意味ないじゃん。
これじゃ古座間味ビーチの方が面白いよ・・・やられた！とにぃにぃを少し恨む。

沖へ沖へと進んで行くと水中並木道？らしきものが目に飛び込んできた。
近づいていくとそれは養生中の珊瑚たちであった。
へぇニュースではよく目にするけど実際目にするのは初めてだった。
植木でいう挿し木のような感じで鉄の棒に珊瑚をワイヤーで固定させていた。
何百年かかるか分からないけど以前のケラマの海に戻ることを願いたい。

養生中の珊瑚をすぎると目の前にはすばらしい珊瑚が広がっていた。
大興奮して友人を呼びよせ気が付いたら1時間もプカプカ浮いていたらしい。
体も冷えてきたので一度ビーチに戻りビールで乾杯。
沖縄に来たらやっぱりオリオンだわなんていいながら軽く2本空けてしまう。
ビーチでボケッ～としているとむしょうにバナナボートがやりたくなってきた。
10年ぶりくらいだろうか。
サイパンのマニャガハ島に行った時にサイパン本島から往復バナナで行ったことがあった。
若いから出来た（笑）
この歳になってバナナ乗ってはしゃぐのに抵抗がありすっかりご無沙汰になっていた。
しかしここは無人島、人も少ない。
やっちゃう？やろう！ライフジャケットを身につけボートにまたがる。
久々の緊張。
コンタクトだから手を抜いてねと事前ににぃにぃにお願いしておく。
が・・・空いている海で手なんて抜いてくれるはずがない。
先頭に乗っていて私に水しぶきがバシャバシャ。
カーブの度に落ちないように体を傾け腕に力が入る。
いい歳こいてキャーキャー悲鳴をあげるとにぃにぃの腕も上がる。
終わった頃にはゼイゼイとぐったり状態。
久しぶりに童心に戻って楽しめちゃいました。

今夜も12時までお気に入りのバー、ラトゥークで飲み談笑。
ラトゥークのねぇねぇに覚えていてもらってご機嫌な私はお酒も進む。
明日は東京に戻る日。
島の時間はゆっくりと流れているが楽しい時間の流れは速い。
残りの時間、島を満喫したい。