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暗鬼  乃南 アサ (著) [本 「乃南アサ」]

暗鬼  乃南 アサ (著)

大好きな乃南さんの本。
だけどたまにこういうオカルトっぽい怖い本がある。
もちろん、読者を不快にさせる程の才能は認めるけど好きではない(笑)

やっぱり、音道シリーズやいつか陽のあたる場所シリーズが好き(だれでもそうだよね・・・)

今回の話はあえて勧めない本。
怖いものみたさと不快な気持ちになりたい人には勧めよう(笑)

お見合いで一目ぼれした法子の嫁ぎ先は大家族。
両親、兄妹、祖父母に曾祖母。
大家族に嫁いだ法子に待っていたのは何不自由ない暮らしと温かい家族の歓迎だった。

しかしある日、近所で起きた心中事件に彼らが関係しているという疑惑を抱いた法子は一見理想的な家族を疑心の目でみるようになる。

あまりにも仲の良すぎる大家族。
固い絆で結ばれている家族。

法子が家族の真実を暴こうと四苦八苦するところまでは面白かったのだけど、
結局、血の絆で結ばれた奇妙な呪われた家族が露わになったところで徐々に気味が悪く不快になります。

そして最後には不快値がピークになり「こんな本読まなければよかった!」と思うでしょう(笑)

しかし、乃南さんよ・・・
実に奥深い素晴らしい本を書いたかと思うとこのような本もある。
「地のはてから」なんて最高だったのにな・・・。
不思議な作家さんですわ・・・。

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幸福な朝食  乃南 アサ (著) [本 「乃南アサ」]

幸福な朝食  乃南 アサ (著)

第1回日本推理サスペンス大賞優秀作受賞であり乃南氏のデビュー作でもあります。
私は「音道貴子シリーズ」で乃南氏と出会いましたが乃南氏の辛口な表現や読者をゾクッとさせるような書き方が結構好きです。

この本は題名からは想像できない内容でした。
「幸福な朝食」と聞くと甘い生活や幸せを連想しそうだけど。
とにかく主人公が怖い。
読み進めていけばいくほど主人公に対して痛々しさを感じてしまう。

華々しい芸能界での夢を胸に上京してきた主人公。
どんなに美人でも同じ顔はいらない。
主人公よりも1年早く芸能デビューしたアイドルに酷似した主人公に芸能界でスターになる道はなかった。

女優を目指していた彼女も気がつけば30代半ば。
スターになれず人形使いという裏方で終わるのかという挫折感。
凛として独りで生きてきた彼女の心がいつしか揺れ動く。

人形を相手に「どうして大きくならないの?なぜ返事をしないの?」

怖い怖い怖い。
底知れぬ孤独と悲しさを感じる。

結局最後はどうなってしまったの?と後味が悪くてゾッとしました・・・。

ネガティブな気持ちの時には絶対にオススメできない本でした。
だけど乃南氏ってこういう本書かせたら本当にすごいかも・・・。

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犯意―その罪の読み取り方 乃南 アサ [本 「乃南アサ」]

犯意―その罪の読み取り方 乃南 アサ

んーーー
これは裁判員制度導入において犯罪知識を深める為にこの本を書いたのか・・・、
犯罪とは無縁だと思い生活している自分にもひょんなことから犯罪に手を加えてしうまう可能性もあるという戒めの本なのか・・・。

12の短編小説の後に法律家が裁判のポイントを解説する。
類似事件の過去の判例を挙げたりして・・・。

これまでの乃南作品が大好きだった人にはちょこっと物足りなさを感じるのは否めないかも。
ハッキリいって法律家の説明など私には不必要だったりもする・・・。

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地のはてから(上)(下) 乃南 アサ (著) [本 「乃南アサ」]

地のはてから(上)(下) 乃南 アサ (著)

読み始めた時は東北の方言だし暗いしと・・・あまり進まなかったけど読むにつれてはまる本でした。
「地のはてから」題名も暗いし・・・(笑)

東北の田舎から北海道知床へ開拓団として行った家族。
昭和初期、物心ついた時から苦労ばかりの女性の生き様を描いたもの。

好きになった青年はアイヌ人。
しかし当事は家の為に奉公や結婚をする時代。
恋心を抱きながらも家族の為に生きる主人公の「とわ」。

苦労ばかりの人生を生き抜いたとわ、悲しくなるほど切ないです。
心にジンとくる本です。

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禁猟区  乃南 アサ (著) [本 「乃南アサ」]

禁猟区  乃南 アサ (著)

警察内部の犯罪を追う監察官。
あくまで陰の存在で隠密行動を貫いて「密猟者」を狩り出してゆく。

捜査情報を漏らしたり、刑事の立場を利用して強請りを働いたり・・・。
公にならないだけで実際ありそうな話なので恐ろしい。

大好きな音道シリーズとはまた違う刑事もの。
音道シリーズとは違い淡々としている。

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