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プリンセス・トヨトミ  万城目学(著) [本 「万城目学」]

プリンセス・トヨトミ  万城目学(著)

彼の本との初めての出会いは「鹿男あにをよし」が発売された頃。
その頃J-waveで本を紹介する番組があって毎週聴いていました。
あの番組で色々な本と出会えたのでその番組が無くなった時は悲しかったものです。

あにをよし???初めてきいた言葉と新人の作家さんに興味が沸いて読んでみました。
この本を読んでまず思ったこと・・・「この作家さん、頭良さそうだなぁ・・・」それもそのはず京大の法学部出身。

その後新刊が次々と発行されていたものの何故か本を手に取ることはなく現在に至っていました。
彼の本が面白くないとかそういう訳ではないのですが・・・。

前置きが長くなりましたがそういうことで私にとって万城目学さんの2冊目の本は「プリンセス・トヨトミ」。
そういえば映画化にもなりましたね。
近々テレビ初登場らしいですが・・・。

一言で言っておもしろい!
この人の本は本当に筋が通っているというか何と言うか・・・。
淡々としているのに引き込まれる。
実話じゃないのに実話っぽくて何が現実なのか非現実なのか分からなくなる。
そしてこのお話の場所にも無性に行きたくなる。

ネタばれになるのであまり細かいことは書きませんが、

400年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女だった。

はっきり言って本屋のポップを見てもそれほどそそられないのに読みだすとグイグイとはまる。
最後はチョッピリ切なくて。
かなりオススメです。

映画も観てみようかなぁ。

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コメント 2

ma2ma2

お越し頂き有り難うございます。
プリンセス・トヨトミは映画で見損なったので、明日のテレビ放送を楽しみにしています。
by ma2ma2 (2012-05-11 22:18) 

のりたま

ma2ma2さん、こんばんは。
プリンセス・トヨトミの放送は明日なのですね。
本の余韻を楽しみながら私も観ます。
by のりたま (2012-05-11 22:45) 

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